Kindle Oasisから無印Kindleにしたら最高だった

お気に入りの道具

長年、Kindle Oasisを気に入って使っていたのですが、バッテリーが持たなくなってしまったので無印Kindleに買い替えました。

こむ太郎
こむ太郎

おとめは本はなにを使って読んでる?

おとめ
おとめ

スマホで読むことが多いかなぁ

こむ太郎
こむ太郎

Kindleは読書専用端末なので、本を読むなら使いやすくておすすめだよ

ずっとKindle Oasisの次期モデルが発売されるのを待っていたのですが、どうも新型が出る気配がないため諦めました。

買い替え候補のKindle Paperwhiteを見てみようとビックカメラに行ったのですが、無印Kindleの方を気に入ってしまい購入してしまいました。

無印Kindleと文庫本

Oasisからの乗り換えだと普通はKindle Paperwhiteの方が候補になると思いますが、店頭で両方使ってみたところ無印kindleが圧倒的に良かったです。

こむ太郎
こむ太郎

購入後1ヶ月ほど使ってますがこの選択は大正解でした。

Paperwhiteではなく無印Kindleを購入した理由

Kindleシリーズには無印Kindleの他にもPaperwhiteという多機能の売れ筋モデルがあります。

以下は、無印KindleをPaperwhiteの比較表です。また、Paperwhiteにはより多機能なシグネチャーモデルというのもあります。

特徴 無印Kindle PaperwhitePaperwhite
シグネチャー
画面サイズ 6インチ 7インチ 7インチ
解像度 300ppi 300ppi 300ppi
防水性能 なし あり あり
ライト LED4個 LED17個 LED17個
明るさ自動調整 なし なし あり
バッテリー持続時間 数週間 数週間 数週間
ストレージ 16GB 16GB 32GB
ワイヤレス充電 なし なし あり
値段
デバイスサイズ 157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm 176.7 mm x 127.6 mm x 7.8 mm

比べるとPaperwhiteの方が機能的に優っていて、どうしても無印Kindleは廉価版という印象を受けてしまいます。

たしかに無印KindleはPaperwhiteよりも安いのですが、選んだ理由は価格ではなくサイズ感です

無印Kindleはちょうど文庫本と同じくらいのサイズで、片手でも持ちやすく手にフィットします。

これがとても快適です。

無印Kindleと文庫本

上位モデルと比べると機能的には劣る無印Kindleですが、この一点だけで僕にとっては最高のKindleでした。

Kindle Oasisから乗換えの感想

僕はずっとKindle Oasisを気に入って使っていたのですが、Oasisの良かったのはなんといっても物理ボタンです。

ページ送りの時にどうしてもタッチ操作だと、うっかりスクリーンに触れてしまって誤操作したりすることがあるので、確実に操作するには物理ボタンのほうが確実でストレスがなくて好きでした。

さらにOasisではタッチパネルを一時的に無効にすることもできるので、集中して読書するときはタッチパネルを無効にして使っていました。

このため、物理ボタンのない無印KindleやPaperwhiteは敬遠してたのですが、実際に無印kindleを使ってみると端末が小さくて持ちやすいため、タッチ操作でも無理なくページ送りができます

これがPaperwhiteだと少しサイズが大きいため、ちょっと操作し難く感じます。

いままで物理ボタンにこだわってOasisを使ってきましたが、無印kindleのサイズ感ならタッチ操作もそれほどストレスがないというのは実際に使ってみて初めて分かることでした。

無印KindleとOasis

Oasisと無印Kindleのサイズを比べると端末のサイズは縦幅がちょうど同じくらいで、横幅はOasisの表示領域のサイズと無印Kindleの端末の横幅がちょうど同じくらいです。

表示領域は無印Kindleの方が縦横ともに小さめです。

Paperwhiteと迷っている人へ

上位モデルのPaperwhiteの方が機能面では優れているので、どうしてもカタログスペックだけで比べるとPaperwhiteが欲しくなってしまい、どうしても無印Kindleは廉価版等イメージを持ってしまいます。

でも実際には無印 Kindleでも読書体験に係わる機能は Paper whiteと同等と云ってよく、気にする機能差ではないことが分かりました

具体的にPaperwhiteの方が優れていると思う点は以下があげられます。

Kindle Paperwhiteの優位点
  1. 画面が少し広い
  2. LEDライトが多い
  3. 明るさ自動調整機能付き(シグニチャーエディションのみ)
  4. ページめくりが速い
  5. 防水対応
  6. スクリーンとパネルがフラットで見た目のデザインがすっきりしている
  7. ワイヤレス充電に対応している(シグニチャーエディションのみ)

画面の広さは読む本によってはメリットになります。ですが、小説などを読むなら無印kindleくらいのサイズの方が読みやすいように思います。

逆にマンガとかを読むなら少しでも画面の広いPaperwhiteの方が読みやすいです。

実際に無印Kindleでマンガを読んでみると解像度は高いので、無理なく読めます。とはいえ、比べればやはり7インチのPaperwhtie方が読みやすいと感じます。

画面サイズは大きければ良いというわけでもなく、小説なら無印Kindle、マンガならPaperwhite、雑誌ならiPadが読みやすいと感じます。

画面サイズはどちらが良いと云えるものでもなく、普段よく読む本の種類に合わせて選ぶべきだと分かります

LEDライトの数は無印kindleの方が少ないですが、特に気にならなかったです。暗いとも感じませんし、明るさのムラのようなものも感じませんでした。

明るさ自動調整機能もOasisの時には付いていたので便利だと思っていたのですが、無印Kindleにしても特に不便は感じていません。

本を読んでいても頻繁に調整したりすることもなく、最初に設定したら昼も夜もほとんどそのまま使ってます。

明るく設定しすぎると夜に使うと眩しいので、夜にちょうど良い明るさに設定しておけば、昼間も変更することなくそのままで使えますね。

ほんとは昼には暗く調整すればバッテリーの持ちが良くなるのかもしれませんが、そもそもバッテリーの持ちが良いのであまり気にしなくて良さそうです。

ページめくりの速度はPaperwhiteを使ってみたときは確かに早くなったかなと感じましたが、無印Kindleでも特に読書中に遅いと感じることはありません。

ライブラリの表示とかストアの表示とか、読書以外のところでもたつきを感じることはありますが、数年前のモデルのOasisとなら比べても特に遅いとは思わなかったので、さほど気にするポイントではなさそうです。

防水については、無印kindleではお風呂で読書は諦めるしかないですね。Oasisを使っていた時は時々風呂で本を読んでたことがありましたが、今後は諦めます。

Paperwhiteの面一のフラットなスクリーンやワイヤレス充電は、確かに魅力的ではありますが読書体験には影響しないポイントなのでなければないで構わない機能です。

ワイヤレス充電があるとKindleの置き場所も決まるし、うっかり充電を忘れるということも減りそうですが、一度充電すれば数週間は持つので、問題はなさそうです。

純正のケースがとても良い

無印kindleの購入と合わせてケースもファブリックの純正ケースを購入しました。

これとても良いですね。さすが純正、サイズはピッタリですし、手触りも良く、デザインもおしゃれでとても使いやすいです。

僕は青を選びました。

Kindleの純正ケース

お値段はサードパーティー製より高めですが。

Oasisを使っていたときはレザーの純正ケースを使っていて、これはこれで気に行っていたのですがレザーは結構気をつけて使っていても使っていると傷だらけになります。それも味と云えばいえますが、そういうことに気を使う必要のないファブリックのケースはラフに扱えて使い勝手が良いです。

このファブリックケースは本当におすすめなので、一緒に購入するのをおすすめします。

読書は紙の本が良いかKindleが良いか

ここまで無印Kindleをベタ褒めしておいてなんですが、僕は紙の本を読むことも多いです。

紙とデジタルはどちらが良いとも云えず、それぞれ一長一短があります。

Kindleのメリット
  • 本を何冊も持ち運べて場所を取らない
  • 紙の本より安いことが多い
  • Amazonのセールを利用すれば特価で買えることがある
  • Kindle Unlimitedの読み放題ができる
  • 分からない単語を辞書で調べられる
  • 気になった箇所のマークや検索が簡単
  • 文字サイズを調整できるので老眼でも読みやすい。
紙の本のメリット
  • Kindleで発行されていない本が読める
  • パラパラとページをめくって好きなページに戻れる
  • 柔らかいので手にフィットする
  • 本棚に本を並べると楽しい
  • 書籍に最適なサイズで読める

僕は技術専門書は紙の本、マンガはKindleで読むことが多いですね。

小説なんかは安く売っていた方で買って読むことが多いです。

Amazonで買う場合はKindleの書籍の方が安いことが多いですが、古本屋で購入すれば紙の本の方が安かったりします。

また、本屋さんで気になる本に出会えた時は、そのまま買ってしまうことも多いです。

ちなみに紙の文庫本を読む時はお気に入りのブックカバーを使ってます。いま使っているのがお気に入りなので紹介しておきます。

文庫本って実は出版社によって微妙に本の大きさが異なるみたいで、大きめの本でも使えるように少しサイズにゆとりを持たせて作られているブックカバーが多いですが、このブックカバーは遊びが少なくて本にピッタリとハマります。

このため付け外しが少し難しいですが、いったん付けてしまえば本がズレないので使いやすいです。

反面、僕は持ってないですがハヤカワ文庫のような少し大きめの文庫本だと入らないようです。

ついでに最近読んだおすすめの本も紹介しておきます。

町田その子さんの52ヘルツのクジラたちです。これ、絶対読んで欲しいです。

2021年本屋大賞の作品で、主人公と母に虐待されていた「ムシ」と呼ばれる少年の交流の物語です。
本を読んで泣いてしまったのは久しぶりです。登場人物がみんな個性的で良く描けていて、とても感情移入しやすく、一気に読める感動の作品です。

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この記事のまとめ

無印Kindleは単なる廉価版ではなく、多くの人にとってとても使いやすいバランスの取れたモデルになっていてPaperwhiteと比べても多くの人におすすめです。

この記事のまとめです。

この記事のまとめ
  • 無印Kindleおすすめのポイント
    1. 文庫本サイズで持ちやすく使いやすい
    2. Kindleシリーズで最安
    3. 機能は上位モデルに劣るが本を読むことに関しては問題無し
  • Paperwhiteがおすすめなひと
    1. 読むのがマンガがメインの人
    2. お風呂で読書したい人

ざっくりいうと、小説などを読むのが多い人は無印Kindle、マンガを読むのならPaperwhiteが良さそうです。

僕は小説を読むのがメインなので無印Kindleがとても使いやすいです。

ですが、マンガも普通に読めますし、スマホよりは断然読みやすいので、僕はマンガを読むのにも使っています。

無印kindleは単なる廉価モデルではなく、バランスの取れたコストパフォーマンスの取れたおすすめの端末と言えると思います。

それでは、ハッピー読書ライフを!

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