在宅ワークをキーボードで快適にする
この記事では在宅ワークにおすすめのキーボードRealforceを紹介します。
ちょうど待望のBluetooth無線接続に対応した新型Realforce R3が発売されたところなので、実際に使ってみて旧モデルのR2との比較レビューしましたので参考にしてください。
キーボードは在宅ワークで最もこだわりたいガジェットのひとつです。
キーボードなんて文字が打てれば良いじゃんって思っている方もいるかもしれませんが、良いキーボードを使うと捗りますよ。
なんといってもマウスと並んで一番手に触れる時間の長い道具ですからね。
会社で仕事していた人は支給されたキーボードを使っていたかもしれませんが、せっかく在宅ワークするなら仕事道具を選べるメリットを活かしてキーボードには拘ってみませんか?

僕の在宅ワークのキーボード事情
以前はノートPCに付いているキーボードを使っていたのですが、外部モニタを接続してPCを使うことが多くなり、ノートPCの天板を閉じた状態でも使えるように外付けのキーボードをよく使うようになりました。
一時はいろんなキーボードを使ってキーボード難民みたいになっていたのですが、最近レギュラーで使っているのがRealforceシリーズです。
他にもHHKBという小型キーボードやLogicoolのMaster Keysという多機能キーボードも愛用していますので、いずれ紹介したいと思います。

キーボードはこだわるとキリがないので、キーボード沼にハマらないようにね。
在宅ワークに最適!Realforceとは
Realforceは東プレが作っている静電容量無接点方式という方式を採用した高級キーボードです。
静電容量無接点方式って何っていう方もいると思いますが、技術的な話は置いといて、ユーザ視点で言うととても打ち心地の良い方式キーボードです。
とてもタイピングの感触が良くクセになります。
タイピングの感触はよくスコスコとした感触と表現されますが、ほんとに心地よく指の疲れも少ないです。
耐久性もあり信頼性が高いので銀行のATMの暗証番号入力に使われるテンキーはだいたいRealforceと同じものが使われています。
RealforceはR2というモデルが最近まで最新モデルでしたが、Bluetoothでの無線接続に対応したR3という最新モデルが最近発売されました。
ライナップも豊富で大まかには、テンキーの有/無、日本語配列/英語配列、黒色/白色、静音/非静音タイプがあります。
他に細かいところではキー荷重とAPCの有無が選べます。
キー荷重(キーの重さ)は軽めから重めまで選べます。
無難なのは45gという荷重ですが、軽めが良い人は30gを選ぶと良いと思います。
変わったところでは変荷重というキーによって重さが変わるモデルも用意されています。
僕は全部使っていましたが、45gが一番しっくり来たので最近は45gを愛用しています。
APCはキーが反応するまでにキーを押す距離(キーが反応するまでの押し込みの深さ)を調整できる設定機能ですが、最新モデルのR3では全モデルがAPC搭載になっています。
スピードが重要なゲームをするときは軽く押して反応するように設定したり、文章を入力するときは深く押さないと反応しないようにして誤入力を減らすということができます。
Realforceは以下の点で在宅ワークにおすすめです。
- キーの配列が標準的でクセがないので使いやすい
- 長時間使用しても手の疲れが少ない
- 静音モデルならWeb会議中でもうるさくない
- タイピングが気持ち良いので仕事が少し楽しくなるかも
ひとつの難点はモデルによっては3万円超とお値段もお高いです。

高級キーボードは信頼性も高くて長く使えるから、安いキーボードをたくさん買うより結果的にお得になるかも。
タイピングが楽になるだけで在宅ワークはかなり快適になりますので、キーボードには少しお金をかけても良いかと個人的には思います。
少なくとも僕は買ってよかったと思ってます。
Realforce R3の進化
さて、そのRealforceですがこれまで現役だったR2に代わりR3という新モデルが発売されています。
基本的にはR2の打鍵感などの良い遺伝子を受け継ぎながら進化したモデルになってます。
僕は今までR2を使っていましたが、唯一の欠点が有線接続だったこと。
自宅の書斎のデスクはそんなに広くもないのでケーブルって結構ジャマなんですよね。
R3では待望のBluetoothでの無線接続に対応しましたので早速購入しました。
使ってみましたがケーブルから解放されるのはやっぱり良いですね。
キーボードを使わないときにサッと片付けられるし、取り回しがよくなってます。
また、僕は複数のPCを使っているのですが、接続するPCを切り替えたい時とかに簡単に接続先を変更できて便利です。
接続先はBluetoothで4つ登録できて、その他にUSBの有線接続もできます。
僕的に嬉しいR3の新機能はキー配列のカスタマイズです。
キー配列を自分の使いやすいようにカスタマイズできるようになりました。
MacとWindowsで使っていたりするとCapsキーやCtrlキーの配置の違いなどがあって混乱することがあるのですが、近い配列にカスタマイズすることで解消できます。
しかも設定は2つ登録して切り替えできるようになっているので、MacとWindowsでキー配列の設定を使い分けたり、仕事の時とゲームする時でAPCの設定を別にしたりできます。
仕事とプライベートの両方に使っている人には便利な機能です。
仕事にもプライベートにも使えるキーボードとしてちょっと贅沢ですが最高のキーボードです。

良いキーボードを使って仕事を効率化しよう。
中古を買うのもありだね。
Realforce R3の残念ポイント
R3は全体的に進化しているのですが、人によってはいくつか残念な点もあります。
- US配列が用意されていない
- ラインナップが減った
- 本体のサイズがやや大きくなった
- 色にアイボリーがなくなった
このうちUS配列は発売時点で用意されていませんが、いずれ発売されるだろうとは思いますので、US配列が欲しい人は少し待ちましょう。
僕は普段から日本語配列を使っているので問題ないですが、US配列を使っている人はまだ待つ必要があります。
他にもR2はキー荷重やAPCなどの組み合わせで多くのラインナップがあったのですがだいぶ整理された印象です。
ボリュームゾーンに絞ってラインナップを減らした感じですが、好意的に見れば選びやすくなりました。
細かいこだわりのあった人は自分にストライクのモデルが選べなくなるかもしれません。
また、安価なモデルが減ったので全体としては価格が上がった感じになります。
あとはデザイン的なところですが、今回は全体的に丸みがかったデザインになってサイズは若干大きくなっています。
R2の角張ったデザインが好きだった人には残念かもしれません。
僕はR2のデザインの方が好きでした。
サイズが大きくなったのは電源ボタンなどによるものだと思うので、やむなしといったところですが残念ではあります。
ほか見た目でいうと色のラインナップからアイボリーが無くなって、代わりに白が追加されています。
僕はアイボリーが好きだったので残念です。完全に好みの問題ですがね。
今回僕が買ったR3は黒です。
この黒なんですが実はキーの刻印のタイプでさらに2種類あります。
僕の買ったのは昇華印刷というタイプでキーの刻印が消えにくい代わりに印字が見えにくいモデルです。
見た目はスッキリした印象になるので好きな方もいるようですが、実用性は少し落ちますね。
逆に白モデルだと印字がはっきりしすぎて煩い気がするので、R2のアイボリーが調度良くて好きだったんですが。
Realforce R3を使ってみた
せっかく購入したので、R3を実際に使ってみた印象を書いておきます。
まず打鍵感はいい意味でR2から変わりないです。
旧型のRealforceを気に入っている人の一番気になるポイントだと思いますが、今まで通りのスコスコした打鍵感で気持ち良いです。
ちなみに僕が買ったのはR2もR3も45gの静音モデルです。
筐体はやっぱり大きくなったのは感じますね。
特に奥行きは存在感が増した感じがしますし、持ってみるとズッシリきます。
まだ1日しか使ってないのですが今のところBluetooth接続は良好です。
いつも新しいキーボードを買うとタイピングゲームで試し打ちをするのですが、無線のせいかR2よりスコアが悪くなりました。
たまたま今日の調子が悪いだけかもしれませんが。
とはいえ普通に使っていて反応が遅いとか感じることはありませんし、ケーブルから解放されたのは快適です。
たまたま調子悪かっただけのようです。今日はいつも通りか、むしろいつもより良いスコアが出ました。
無線だからといってゾンビ打(タイピングゲーム)のスコアに影響が出るほどの性能劣化はなさそうです。
Realforceの設定をするためにはRealforceソフトウェア東プレのサイトからダウンロードしてインストールする必要があります。
嬉しい誤算ですが、このソフトウェアはMacにも対応していましたのでMacユーザーも安心して購入できます。
MacユーザーがWindows用のキーボードを使うときに困るCmdキーやOptionキー、英数キー、かなキーの配置などの問題は設定すれば純正キーボードと同じようにすることができますよ。
さらにFnキーとの組み合わせたときのキーのマッピングまでカスタマイズ可能なので、かなりカスタマイズの自由度は高いですよ。
カスタマイズについてはRealforce R3をMacで使う設定方法の記事でも詳しく書いているので合わせてご覧ください。

WindowsとMacの両方を使っている人でも安心だね
まとめ
この記事のまとめです。
- Realforceは在宅ワークにおすすめの高級キーボード
- 高価ですが独特の打鍵感で仕事が少し楽しくなります
- 新型のR3は無線対応
- Realforce R3はMacでもWindowsでも使えます
無線接続が必要ない人は、旧型になったR2が少し安くなっているので在庫のあるうちに買うのも良いかもしれません。
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