TechnicsのワイヤレスイヤホンEAH-AZ80レビュー

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  • 完全ワイヤレスイヤホンの購入で迷っている人
  • TechnicsのEAH-AZ80を検討している人
  • EAH-AZ80とEAH-AZ60M2の違いが知りたい人
  • SonyやJBL、BOSEの製品との違いが知りたい人

スマホがiPhoneからAndroidに変わったのを機にイヤホンを買い替えました。

これまで使っていたのはAirPods proの第1世代でしたが、繋いでいる端末がMac、Windows、iOS、AndroidとバラバラになってきてAirPods proのメリットが活かせなくなってきたし、Lightningケーブルからも脱却したいということで、数年ぶりの買い替え。

あとせっかくPixel Foldを買ったのでスマホでLDACの高音質も試してみたいというのもありました。
iPhoneだとAACコーデックまでしか対応していないので。

今回、買い替えたのはTechnicsのEAH-AZ80というモデルです。

こむ太郎
こむ太郎

TechnicsのEAH-AZ80は在宅ワークに便利な機能と性能を備えた完全ワイヤレスイヤホンだよ

おとめ
おとめ

ほんとに仕事で使うの〜

こむ太郎
こむ太郎

仕事にも使う。仕事以外でも使う。

買い替えの際に家電量販店でしつこくいろんなモデルを試聴してきたので他のモデルとの比較した感想を中心に書いていきます。

Technics EAH-AZ80を選んだポイント

EAH-AZ80は比較的新しいモデルでトレンド機能のほとんどが含まれている全部入りと言っても良いモデルです。

ただ完全ワイヤレスイヤホンというジャンルは成熟しつつあるので、最近のモデルはどれをとっても機能的には全部入りというものが多いです。

なのでそれぞれの各機能の完成度や、イヤホンとしての基本に立ち返って音質という多分に主観が入る部分での比較になるので、なかなか難しいです。

こむ太郎
こむ太郎

購入する際は、ある程度候補を絞った上で店舗に足を運んで実物を確かめてみるのが良いですね。

僕も実際に家電量販店で実機を触ったり試聴したりして、他のモデルといろいろ比較した結果、おもに次のような点がEAH-AZ80購入のポイントでした。

EAH-AZ80購入のポイント
  • クリアな音質
  • コンパクトなワイヤレス充電対応ケース
  • 3台までのマルチポイント接続対応
  • 自然なノイキャンと外音取り込み

クリアで綺麗な音質

音質については好みによるところも多いので一概にはいえないですが、いろんなメーカーのモデルを試聴させてもらって、ほとんど迷いなくEAH-AZ80を選びました。

低音、高音、中音、どこも満遍なく綺麗に聴こえました。

ふだん聴いている曲をスマホに入れて持っていって試聴させてもらってきたのですが、EAH-AZ80で聴いた曲はどの曲も聴きやすかったです。

こむ太郎
こむ太郎

他のモデルがどうだったかというのも後半で書いてますので、イヤホン選びの参考にどうぞ。

繰り返しますが音質は好みによるところが大きいと思うので、どのイヤホンの音質が気にいるかは人によって異なると思います。聴き比べると思った以上にイヤホンによって音質には個性があるものですね。

試聴したイヤホンのなかで、比較的高価なモデルだったEAH-AZ80の音が気に入ってしまったのは、不幸・・・なのかな?

コンパクトなケース

ケースはワイヤレス充電に対応していることが僕にとってはほぼ必須条件です。

在宅ワーク中に会議とかでイヤホンを使うことが多いので、ちょいちょい充電します。なので置くだけで充電できるワイヤレス充電の対応は結構重要です。

ワイヤレス充電に対応したモデルの中でEAH-AZ80のケースは比較的コンパクトなサイズで持ち出す際にもかさばらない大きさなのは幸運でした。

こむ太郎
こむ太郎

AirPods proのケースくらいのサイズが良かったですが、比べると若干大きいかな。

マルチポイント対応

以前はAirPods proでApple製品同士であればスムーズに接続先の切り替えができてとても便利だったのですが、最近はうちの環境もApple製品以外も入り混じった異種混合になってきたので、AirPods proのメリットが薄れてきました。

他の比較的高価格帯のイヤホンだと2つのデバイスまでの切り替えがシームレスにできるマルチポイント対応になっているものが多いです。

そんななかEAH-AZ80は3つのデバイスとのマルチポイント接続に対応していてアドバンテージがあります。

ただ、EAH-AZ80でも音質を優先したモードにしてLDACを使用している場合は、2つまでのマルチポイント対応になってしまうので微妙なところです。

切り替え自体はスムーズにできそうなので、まずはしばらく使ってみようと思います。

ノイキャンと外音取り込み

正直、ノイキャンについてはそこそこで良いかなと思ってますが、電車に乗っている時とかにノイキャンがないと辛いので、無いと困ることがあります。

今回試聴した店内では、どのモデルが優秀なのかはっきりした優劣まではつけれなかったのですが、EAH-AZ80のノイキャン性能は必要十分です。

外音取り込みのほうも試聴時にはよく分からなかったのですが、購入後はだいたい外音取り込みモードで使ってます。

違和感はあまり感じないので、優秀ということなんでしょうね。

ノイキャンも外音取り込みも効きすぎると違和感を感じることがありますが、EAH-AZ80は自然で比較的違和感が小さいように思いました。

こむ太郎
こむ太郎

EAH-AZ80ではノイキャンや外音取り込みの強さを設定で調整できるので、その点でも安心です。

Technics EAH-AZ80のイマイチなところ

いまのところ特に気になるような大きなマイナスポイントはないのですが、しいてあげるなら次の点です。

EAH-AZ80のイマイチな点
  • 操作性がいまひとつ
  • 質感が価格の割にチープ

EAH-AZ80の操作性

EAH-AZ80は左右のイヤホンのタップや長押しで行う方式でこのタイプのイヤホンでは一般的な方式だと思います。

アプリを使って動作の割り当ては変更できるので好みに応じてカスタマイズでします。

アプリ自体も分かりやすくて使いやすいですし、細かい設定のカスタマイズができます。

あくまでもユーザーが好みに応じて設定していくような思想でできているようで、Appleのように割り切ってユーザにはあまり触らせないような方針や、Sonyのようにユーザーの行動から自動でいい感じに動作させるような方針とは対照的です。

それでEAH-AZ80の操作性ですが、誤操作が多く少しストレスを感じることがあります

タッチセンサーなので仕方ないですが、イヤホンの位置調整とかで触った際に、意図せずイヤホンの操作面に触れてしまって誤操作してしまうということが結構あります。

特に就寝前とかに寝ながらイヤホンをつけている時とかにうっかり操作面に触れてしまうことしばしば。

もうちょっと感度を調整落とすとか、操作面の面積が狭いほうが使いやすかったかもしれません。

その点、今まで使っていたAirPods Proは触れたくらいでは反応せず、意図的に操作した時しか反応しなかったので操作しやすかったですね。

EAH-AZ80のデザインと質感

他のかたのレビューをみると高級感があるという高評価のレビューも多いのですが、実際手に取ってみるとそうでもないです。

ウェブに載っている写真とかはけっこう高級感がありそうで良い感じに見えるのですが、実際に手に取った質感は期待ほどじゃないなぁと思います。

こむ太郎
こむ太郎

チープというほどではないのですが・・

例えばケースは上側の蓋の方はアルミのようなんですが、下半分はプラスチック製っぽいです。プラ部分は押すと少しきしむような音がします。細かいことですが・・

ケース内側の収納部分もメチャ普通のプラっぽいです。

だからどうしたって感じですが、一部だけをアルミで高級感出しましたって感じは中途半端で、逆に気になってしまいます。

イヤホン本体の方も耳につけた時に目に入る外側の部分は、なかなかカッコ良いのですが、他の部分はそうでもないです。

形はズングリしていて、特に僕が買ったシルバーのモデルは補聴器っぽくも見えます。

見た目で選べばブラックの方が良さそうだったのですが、キズが目立ちそうなのと耳につけた時に存在感がありすぎな感じだったので今回はシルバーを選びました。

イヤホンをケースにしまう時も少し遊びが大きくて収納時の感触も軽いので、お値段ほどの質感を感じないんですよね。

けっこうお高い製品なので、このへんもう少しこだわって欲しかったかなぁという気もしますが、こだわると重量が増えたりするのかな。

使用上は全然問題ないのですがね。

AirPodsシリーズは本体もケースもプラスチックだと思いますが、統一感があって高級感もあるように思います。

Appleは上手ですね。

他のモデルとの比較

いろんなイヤホンを試聴したのですが、印象に残ったモデルをいくつかEAH-AZ80と比較しながら紹介します。

JBL TOUR PRO 2

実は最初これを買おうと思って店舗に行きました。

家で小型のJBLのスピーカーを使っていて、とても気に入っているのでイヤホンもJBLにしようと思っていました。

このモデルは見た通りケースに液晶の操作パネルがついているのが特徴で多機能のイヤホンです。

液晶のパネルで音量調整や曲送り、イコライザの選択などができるようになっています。
必ずしも必要な機能ではないですが、こういう機能をいちいちスマホ側のアプリを立ち上げずに使えて、状態も確認できるのは便利そうでした。

今回試聴した中では装着感がとても良かったです。

デザインは操作パネルがついているためケースがちょっと大きめなのは気になりましたが、ケースと本体の質感もなかなか好印象でした。

EAH-AZ80と比べると価格は控えめですが、EAH-AZ80よりも高級感はあるんじゃないかと思います。

ただ残念なことに、音質が好みに合わなかったです。

低音がボンボンしていて、ふだん聴いている楽曲とあまり相性が良くないように感じました。

今回、試聴した中では唯一コーデックでLDACに対応してませんでしたが、今後、主流になると思われるLC3コーデックには対応してるようです(アップデートで対応となっていたので現時点ではまだかもしれません)。

Technics EAH-AZ60M2

JBL TOUR PRO 2とともに、最初に候補にしていたのがこちらです。

今回購入したEAH-AZ80の下位モデルに当たりますが、実は機能的にはほぼ同等で見た目もほとんど同じになりますのでコスパが良いと思います。

同シリーズなので、音質もきっと同じ傾向なんだろうと思っていたのですが、EAH-AZ80とEAH-AZ60M2を聴き比べると意外と違うので驚きました。

EAH-AZ80はクリアで上品、EAH-AZ60M2はエネルギッシュという感じですかね。

比べると特に低音で両者の違いが目立ちます。EAH-AZ60M2の方が低音が強調されている気がします。

Sony WF-1000XM5

このモデルは2023年8月現在ではまだ発売前ですが、すでに店舗では展示されていて試聴できました。

大々的に宣伝中のようで、僕が行ったときはSonyからの説明員みたいな人も来てて感想とかを聞かれました。前のモデルも売れてたし、これも発売開始になったら売れるんだろうなぁとは思いました。

僕が買ったEAH-AZ80とは価格的にも一番の競合製品になりそうです。

今回試聴したモデルの中ではケース・本体ともに一番コンパクトです。

小さいのは良いと思いますが、本体が少しつかみにくいので落としたりしそうでちょっと心配でした。

ノイキャンは相当強力らしいです。

今回試聴した店舗の環境では他のモデルとの違いまでは良く分かりませんでしたが、強力なのはおそらく間違いないです。

音質の方ですが、EAH-AZ80のように高音、中音、低音、どれも満遍なく出ているように感じました。

EAH-AZ80との違いは、音の味付けが強いような印象を受けます。

EAH-AZ80は自然な音、WF-1000XM5は加工された音という感じがしました。

おとめ
おとめ

たとえるなら新鮮な野菜のサラダと、一流シェフが作った料理のような違い?

実際のところはどのイヤホンでも多かれ少なかれ音は加工されていると思うので、その程度と方向性が違うだけだとは思いますが。

僕はEAH-AZ80の音が気に入りましたが、WF-1000XM5の方がメリハリがあるように思えたので、WF-1000XM5の方を気にいる人の方が多いかもしれないですね。

ジャンルとしてはEAH-AZ80の方はジャズやクラシック、アコースティックな音源に向いている気がしますが、ロックやポップスなどはWF-1000XM5が良いんじゃないかと思います。

BOSE QuietComfort Earbuds II

このイヤホンは、ワイヤレス充電に対応してなくて、サイズも大きめ、価格も高めだったので、購入候補には入っていなかったのですが、昔からBOSEのサウンドは好きだったので試聴してきました。

思った通りのBOSEサウンドでした。

SonyのWF-1000XM5以上に加工済みの音という感じです。

このBOSEの低音って心地良いんですよね。

ただ電波の状況なのかノイキャンの影響なのか、ときどき音がちょっと歪んだ感じに聞こえることがあったのが少し気になりました。

ノイキャンの本家だけあって、ノイキャンについては他のモデルと比べて別格という印象は受けました。このへんは一日の長がありますね。

価格は今回行ってきた店では高かったのですが、Amazonではセールしてる時もあったと思います。

BOSEは近々新製品を出す雰囲気もあり現行モデルの価格がこなれてきている気がします。もう少しすればもっと買いやすくなるかもしれませんね。

試聴に使った曲を参考に紹介

今回試聴に使った音源を参考にいくつか紹介します。

好みが被る人はEAH-AZ80が向いているかもしれません。

他にもいろいろ聴いていたのですが、最近のノリの良いポップスとかを聴いたときは、多少味付けに違いはあるものの、どのイヤホンでもいい感じに聴けるみたいです。

Waltz for Debby ビル・エヴァンス・トリオ

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Riverside
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レストランみたいなところでのジャズのライブです。

演奏が良いのはもちろんですが、ときどき食器の音とか客の声がちょっと入ってたりして、それも含めて臨場感があって良いです。

低価格帯のイヤホンだと細かい音が潰れて綺麗に聴けないことがありますが、今回試聴したイヤホンだとどれも比較的綺麗に聴けました。

解像度がそれなりで高音が綺麗に出てるイヤホンならちゃんと聴けるのかな。

Unplugged エリック・クラプトン

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ギターの神様クラプトンの名盤です。アコースティックギターの音も歌声も痺れます。

これもだいたいのイヤホンでは綺麗に聴けました。

JBL TOUR PRO 2やTechnics EAH-AZ60M2では、時折、低音が効きすぎてるなと感じるところがありましたが、イコライザーとかで調整できる範囲かもしれないです。

Getz/Gilberto スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト

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ボサノバです。仕事中とかもコーヒータイムにもBGM的に流していることが多いです。

これが鬼門でした。

これを一番気持ちよく聴けたのが、Technics EAH-AZ80でした。

BOSE QuietComfort Earbuds IIも比較的良かったと思います。

ほかのイヤホンでは、なんとなく音の輪郭がボヤける感じがしたのですが、たぶん低音のでかたの違いかなぁ。

この記事のまとめ

この記事のまとめです。

この記事のまとめ
  • EAH-AZ80はクリアな高音質の全部入りイヤホンで在宅ワークに便利な機能満載
  • EAH-AZ80の質感はイマイチかも
  • 姉妹機のEAH-AZ60M2とは音質の傾向が違う
  • EAH-AZ80はジャズ、クラシックなどのジャンルに向いてる
  • 完全ワイヤレスイヤホンの機能はどのモデルも横並び
  • イヤホンを選ぶときは候補を絞ったら店舗で試聴して好みの音質のを選ぶ

Technicsのイヤホンは初めて買いましたが、EAH-AZ80は僕としては推しのイヤホンです。

人気製品のようで在庫切れのことも多いようですし、値引きもポイント付与もほとんどなさそうです。

イヤホンを選ぶとき、機能的なところはある程度は実機を見なくてもある程度の比較ができるので、自分が必要な機能がついているイヤホンに絞って、最後に店舗に足を運んで試聴しないと分からない音質とかを比較して選ぶのが良いですね。

試聴して感じたのが、EAH-AZ80くらいの価格帯のイヤホンだと中高域はどのイヤホンでも甲乙つけ難い感じでしたが、低音域はモデルによって味付けが異なっている(もしくは低音域がモデルごとの違いが分かりやすい)ようです。

結果的に低音域の音が各製品を特徴づけるようです。低音が好みに合う製品を探すと選びやすいかもしれないですね。

できれば近くの店舗で試聴して聴き比べをしてから購入しましょう。

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