在宅ワークとBGM
僕は在宅ワークをするときによくBGMをかけています。
会社で仕事しているときはBGMをかけるなんてことは出来ないですが、好きな音楽を聴きながら仕事できると言うのは在宅ワークのメリットの一つですよね。
僕がBGMを流すのに昨年ぐらいから使っているのがJBLの104-BTというコンパクトなスピーカーです。
この記事では1年以上にわたってJBL 104-BTを使ったレビューを紹介します。
在宅ワークや勉強中にBGMを流すスピーカーを探している方は参考にしてください。
静かなBGMを聞きながらだと、仕事がはかどるねっ!
在宅ワーク中のBGM用スピーカーに求めること
仕事中にボーカルの入っているBGMが流れていると気が散ってしまうので、僕はだいたいジャズとかクラシックを音を小さくして流しながら仕事しています。
安価で評価も高く映画やゲームに向くスピーカーはたくさんあるのですが、そういったスピーカーは音を絞ってBGMを流すのにはあまり向いていないようです。
ある程度の音量を出すと低音が出て迫力もあり気持ち良いのですが、音を小さくして仕事中のBGMに使うとなるとあまり気持ち良くありません。
小音量で聴いても気持ちの良い綺麗な音が出るスピーカーが在宅ワーク用のスピーカーには最適です。
また、僕の場合狭い書斎で仕事しているのであまり本格的な大きいスピーカーは置けないですし、音源がスマホだったりPCだったりすることもあるのでBluetooth接続もできるものが使い勝手も良いです。
ということを踏まえると僕が在宅ワークのBGM用のスピーカーに求めるのは、以下のことです。
- 小音量でも音が気持ち良く綺麗なもの
- 比較的コンパクトでアンプ内蔵のスピーカー
- Bluetooth接続可能なスピーカー
あと、在宅ワーク用といってもWEB会議用ではなくBGM用としてです、念のため。
WEB会議用としてはまた別の選択になると思いますが、その話はいずれ別の記事で。
用途によって最適なスピーカーも違ってくるよ。
BGMに向くスピーカーとゲームやWEB会議に向くスピーカーは違うんだ。
JBL 104-BTの特徴
104-BTはモニタースピーカーというカテゴリに入るようです。
モニタースピーカーということなので、必要以上に低音が強調されたりすることはなく、原音を忠実に再現するスピーカーです。
音をチェックするためのプロ向けの仕様とも言えますが、価格は2万円台くらいで買えるので個人用としても比較的お手頃です。
デザインも丸くて可愛らしいくインテリアに馴染みやすくなっています。
色は白と黒が用意されていますが、僕は白を使っています。
白の方がいろんな部屋に馴染みやすいと思います。
操作は左側のスピーカーに音量操作用のつまみと入力切り替え用のボタンがついていて、分かりやすく使いやすいです。
機器の接続には普段は背面側の入力端子を使いますが、前面側にもヘッドホン端子とAUXの入力端子がついているので、一時的に普段と違う機器を繋ぐことがあるなら便利です。
よくまとまったデザインでとても使いやすいです。
この丸いデザインと大きさですが、ヘッドホンを掛けておくのにちょうどいいんですよね。
いまはヘッドホンは持ってないのですが、以前、BOSEのワイヤレスヘッドホンをこのスピーカーに掛けて保管していました。
底面も丸まっているので安定感が心配でしたが、特に問題はないようです。
重量感もそこそこあります。
JBL 104-BTのスペック
僕のスピーカの型名は104-BTW-Y3です。
型名の「W」はホワイトの意味なので、「B」になると筐体の色がブラックになります。
「BT」はBluetoothの意味になりますが、Bluetoothが必要ないなら少し安く買えるBluetooth無しのモデルでも良いと思います。
主なスペックは以下のようになっています。
- 周波数レンジ 60Hz ~ 20kHz
- 指向角度( 水平×垂直) 120°× 120°
- 最大音圧レベル(C ウェイト) 104dB SPL
- ドライバー構成 LF 4.5 インチ(114mm) / HF 0.75 インチ(19mm)
- クロスオーバー周波数 1,725Hz
- パワーアンプ 30W×2
端子類は左側スピーカの背面に、電源、スピーカーケーブルの他、RCA、TRSの入力端子がついています。光の端子はありません。
右側のスピーカーにはスピーカ端子のみです。
左側スピーカーの前面にはAUXの入力とヘッドホンの出力端子がついており、このほかにBluetoothでの無線接続ができます。
Bluetoothで対応しているコーデックはおそらくSBCとAACのみだと思います。
ですので音の遅延は多少あります。
映画を観る程度ならさほど気になりませんが、ゲームだと内容によっては気になる遅延だと思います。
もちろん音楽を聴く分には全く問題ありません。
入力はBluetoothを含めて4系統になりますが、面白いのは4つの入力からの全ての音を同時に出せるようになっています。
なので、有線で繋いだ機器の音楽を流しつつも、Bluetoothで繋いだスマホの着信音も同時に出すということができます。
もちろん一つの入力だけにすることもできますが、前面の入力切り替えボタンで簡単に切り替えできて使い勝手が良いです。
たくさんの入力に対応しているのは便利!
僕のスピーカーの配置
それほど大きいスピーカーではないので、買った直後はPCのモニタを挟んでデスクの両端に置いていました。
デスクがそれほど広くないので左右のスピーカの間は1m程度でした。
本来はもう少し離した方が良いと思うのですが。
その状態で初めて音を聞いた時は驚きました。
ボーカルの入った曲(ピチカートファイブでした)を聞いたのですが、音に立体感・臨場感が感じられ、目の前の数メートル先で野宮真貴さんが歌っているような感じでした。
ただ、あまりの臨場感なので、音楽を聴くには良いのですが、何かをしながら聞くには、気持ちが音楽に行ってしまって気が散る感じがしました。
そのため、その後に机の上に物が増えたりした関係もありますが、今はデスク横の棚にスピーカーを移動しました。
これだとスピーカーのポテンシャルを活かす配置とは思えませんが、在宅ワーク中のBGM用に使うなら正面に配置しない方がいいかもしれません。
JBL 104-BTの音
モニタースピーカーという特性上、特に低音を強調するようなチューニングはされていないので、映画やゲーム用に使うと少し迫力が足りないと感じることがあるかもしれません。
とはいえ、低音が出ていないというわけでもなく、バランスよく高音から低音まで出ていて、小音量で音楽を聴いてもバランスが崩れることなく綺麗な音が出ます。
ほんとに在宅ワーク用のBGMとしては最高です。
小さな音で聞いているとちょっと勿体無くて贅沢な感はありますが、それでも2万円そこそこのスピーカーなのでお買い得感はあります。
仕事中以外は少し音を大きめにして使う事がありますが、もちろん大音量でも気持ちの良く小気味良い音が出ます。
安いとは言わないですが、とてもお得なスピーカーです。
JBLのスピーカーは初めて買ったんだけど、大正解でした。
まとめ
この記事のまとめです。
JBLの104-BTは、
- 仕事中のBGM用におすすめ
- プロ仕様のモニタースピーカーで原音を忠実に再現
- 小さな音でもバランス良く綺麗な音で聴ける
- 立体感がありリアルな音
- Bluetooth対応で音の遅延は多少ある
- 2万円程度で比較的お手頃な高音質スピーカー
在宅ワークでBGMを聴くのに便利な音楽系のサブスクリプションサービス、Apple Music、Amazon Musicについての記事も合わせてご覧ください。
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