Bluetoothでの無線接続やカスタマイズ性の向上で、いよいよ死角がなくなった東プレの新型REALFORCE R3。
Macユーザでも気になるキーボードですよね。
Macで使いやすいようにキーマップを変更する方法や、WindowsとMacで切り替えながら使う方法などを紹介します。
Realforce R3はMacでもWindowsでも使える
Realforce R3はWindows用キーボードとして売られておりキーの刻印はWindows用の文字が印字されていますが、実はMacでも使うことができます。
ただ初期設定のままだとApple純正キーボードとは配列が異なり使いにくいため、Mac用に少し設定が必要です。
この記事ではRealforce R3の設定をカスタマイズする方法を解説しています。
Macで使いやすいように設定する方法とWindowsとMacの両方を使っている場合に設定を切り替えながら使う方法が分かりますよ。
東プレのサイトではRealforce R3はWindows用キーボードとして載っていますが、Macでも問題なく使えるよ
Realforceソフトウェアについて
Realforce R3はPCに接続するだけで使用できるようになりますが、カスタマイズするにはRealforceソフトウェアをインストールする必要があります。
Realforceソフトウェアは東プレのサイトからダウンロードすることができます。
Windows用とMac用があるので選んでダウンロードしましょう。
Mac用もちゃんとRealforce R3にも対応しています。
Realforceソフトウェアでできるのはおもに以下の設定です。
Macではキーマップの入替設定でMac用にカスタマイズをすることで使いやすくなります。
カスタマイズといっても簡単なので心配ないですよ
ヒートマップ表示というのはキー使用頻度を色分けして表示する機能です。
自分が良く使っているキーが分かるのでなかなか面白いですね。
赤い色のキーがよく使われているキーです。
使用頻度を考慮してキーのマッピングの設定したりするといいかも。
Mac用にキーマップを変更する
Macで使いやすいようにRealforceソフトウェアを使ってキーの配列をカスタマイズします。
注意はRealforceソフトウェアを使うときはUSB接続でR3を接続する必要があります。
Macで使う場合、キーの配列の設定を変更した方が良いと思うのは次の3つです。
スペースキー左側の無変換キーはMacで使うときは英数キーとして使用できましたのでそのままで問題ないです。
スペースキー右側の変換キーはMacでは使用できませんでした。Apple純正キーボードではこの位置にはかなキーがあります。
初期設定ではスペースキーの左の方にあるWindowsキーがMacのcommandキー、AltキーがMacのoptionキーとして使用できましたが、Apple純正キーボードと配置が逆です。
これらを踏まえて以下のように設定するとApple純正キーボードと近い配列になるので戸惑うことなく使えるようになります。
Macのかなキーの機能を割り当てるには、IME Onの機能を変換キーに割り当てればOKです。
このほか、好みによってCaps LockとCtrlキーも入れ替えた方がいいかもしれません。僕は入れ替えてます。
設定はRealforceソフトウェアのキーマップ入替の設定で行います。
初めて使った時、設定の仕方が分からなかったのですが、下のキーの一覧の部分から上のキーボードの画像の部分へ割り当てたいキーをドラッグ&ドロップするだけでした。
分かってみれば簡単ですね。
Mac版のRealforceソフトウェアではcommandキーやoptionキーなどMac特有のキーにもちゃんと対応しています。
入れ替えができたら設定を保存すれば反映されます。
ちなみに設定の保存はPC内ではなくキーボードの本体内に保存されます。
設定はキーボード側に保存されています。いつもと違うマシンでRealforceを使うときでも普段通りの設定でRealforceを使えるので便利です。
キーマップ設定を変更したときは、ラベルプリンタを使ってキーにラベルを貼っておくと便利ですよ
WindowsとMacの両方で設定を切り替えながら使う
キー配列をMac用に変えてしまうと逆にWindows PCで使いにくくなってしまいます。
ですがR3ではキーマップの設定を2つ保存することができるので、Mac用の設定とWindows用の設定を用意しておけば繋いでいるマシンによって設定を切り替えながら使うことができます。
設定A/Bとして個別に設定できるのでキーマップ入替設定の際に下の画像の赤枠の部分でどちらの設定を変更するかを選択してから設定をすればOKです。
実際にRealforceを使用するときに設定の切り替えを行うには、R3の電源ボタンが設定AとBの切り替えスイッチを兼ねていますので、電源ボタンを押せば設定A/Bを簡単に切り替えできます。
Macを使うときは設定A、Windowsを使うときは設定Bなどと使う環境によって個別の設定を用意しておき、繋いだマシンによって設定を切替えながら使うことができるので便利です。
Realforce独自機能のAPC設定
Realforce独特のAPC設定も個々のキーごとにできます。
設定の要領はキーマッピングと同様にドラッグ&ドロップでできます。
ゲームをするときなど入力速度を重視するときは0.8mmなどの浅めに、キーの誤入力を少なくしたいときは深めに設定するのがいいと思います。
僕は今のところ標準のまま2.2mmで使っていますが、小指を使うキーを浅めに設定したりするのもアリかもしれませんね。
まとめ
この記事のまとめです。
Realforce R3は設定が細かくできるので、こだわりのある人には嬉しいキーボードです。
特にキーの配列のカスタマイズは人によってはかなり重宝すると思いますよ。
タイピングの快適さに加えて、R3ではカスタマイズ性も強化されましたね。
ますます最強のキーボードになりました。
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